2012年04月30日
4月30日(1)・茶行・茶道
あれほどの豪雨、眠りに落ちるまで止む気配すらなかった嵐が、目覚めてみるとその痕跡を確認することすら難しい状況であった。亜熱帯の強い日差し。道路の排水状況も良いのか、日陰の路面がわずかに湿っているのみで、水たまりすらほとんど残っていなかった。

外に出てみると若干涼しい。朝ということもあるのだろうが、雨によって地面が十分に冷やされた結果のような気もする。あのくらい降ってくれれば、東京のにわか雨みたいに却って蒸し暑くなるということもないのだろうな。本当に酷い降りだったからなあ。
そんなことを考えつつちょいと散歩をしていると、やはり月曜日であるからか、昨日には閉まっていた近くの店々が開店準備中であった。やっているところもあるように見えたが、よくよく見ると身内のような感じで、確かに肝心のコンロに火が入っている形跡がなかった。市場も同じような感じで準備中。昼前くらいから営業になるのだろうか。昨日と同じようなものやサンドイッチなどを売っているところは見つけたが、あまりそれらの気分ではなかったので、取り合えず大通りの方に歩いて行ったものだが…。

なるほど平日か、と痛感させられた。もの凄いスクーターの大群。昨日も随分多いと感じてはいたが、比較にならないくらいの数のスクーターが遥か彼方まで連なっている。恐ろしいのは、この光景が、信号が赤になるたびに繰り返されるということだ。無尽蔵に湧いて出てくるスクーター。台湾の信号は、赤青黄とは別に、現在の状態があと何秒であるかというカウントダウン式の表示も併設されている。各信号で膨大な数のスクーターが、カウントダウンに合わせてエンジンを空吹かしし、青信号になったと同時に我先にとダッシュするのである。ちょっとしたバイクレースよりエキサイティングな光景が、各信号で赤から青になる度に繰り返されるのだ。たっぷり5回は信号の切り替わりを観察していたが、猛烈な排気ガスを吸い込んでクラクラしてきたのでホテルに帰ることにした。
帰るついでに切らしてしまったビールを4本購入しておく。転ばぬ先のビール。結局朝食はホテルの無料バフェを利用することにした。お粥とおかず数品を選んでいただいたが、やはりお粥は朝食に良いと思ったものだ。おかずも6種類くらいあったので、無料にしては十分すぎる内容である。トーストもあったが、私はパン派ではないので食べなかった。
部屋に戻って持ち歩くお茶の準備をしていたが、腹がくちくなって、冷房が良い感じに効いていると、どうも眠くなってきてしまうw まあ、ここで眠るのも一興ではあるのだが、とりあえず各向きへの土産として茶を買ってしまうべきであろうと考えていた。仕事はほとんど前倒しでやらないくせに、こういうことだけは前倒しで終わらせておきたい性分なのであります。と言うか、あとでドタバタしてなんとかなるなら良いのだが、知らない土地でそれは自殺行為であると。勝手知ったるところであれば後回しにしたと思うがw

行くと決めてはいるものの、ゴロゴロしつつゆっくりと支度をして出発。一応場所のあたりは付けている。そして例によって歩いて行くw 昨日一日で、何となく距離感がつかめてきているので、歩いて30分はかからない距離であろうと推測した。道中の店なんかを眺めつつ、夜市が開かれる場所も確認しつつ進む。地図を確認しつつではあるが、思い描いたとおり雙連駅に到着。このちょっと先に目当てのお茶屋がいくつかあるのだ。なるべく固まっている方が便利かと思ってここのあたりを選んだ次第。
各店で試飲させてもらいつつ、品揃えを確認した。昨日の問屋は茶葉をビニール袋に入れて売る、まさに問屋というような大雑把さだったが、今日まわったところは小売なのでそれぞれ包装にも異なった特徴がある。凄く気に入った缶の店があったが、茶葉の種類によって缶が変わってしまうので上手い組み合わせが見つからなかったり、とにかく4軒くらいをまわりつつあれこれ考えていた。と、腹が減ってきたので、良しこれは食事しながら考慮せいということだろうと解釈し、お茶屋周辺で食事をするところを探すことにした。
近くのデパートの地下にフードコートがあるのはすぐに分かったが、各店を比較しつつまわっている時に気になっていた、道端にある食堂に行ってみることにした。もちろん、今回はビールを購入することを忘れない。これ大事。実に大事。

表のメニューに書かれていた「麻醤麺」というのが気になっていたのだ。麻と言ったら、痺れる味覚を意味する。果たしてどんなものなのだろうと思ったわけだ。指さし注文をし、ついでにビールを見せてOKか聞いてみると問題なし。一つ、システムを体得した瞬間である。と、一人悦に入っていたら、店のおばちゃんが酒飲むならつまみがいるだろう、みたいなことを言ってきた。ふむ、確かに。作りおきの惣菜が冷蔵されており、それを頼むことが出来るようだ。適当にチョイスしたら、それに加えて鍋で暖めていた豆腐みたいなのを奨めてきたのでそれもいただく。
キュウリの浅漬けと茶葉玉子、豆腐っぽかったのは日本でいう厚揚げで、これを醤油ベースの汁で煮たもののようだ。いずれも文句なく美味い。ビールを一本しか買ってこなかったのは失策であったw
麻醤麺の見た目は想像と全く異なっていた。しかし、食べてみて納得。麻醤は、痺れる味覚の麻ではなく、芝麻醤のことであったのだ。つまり、ゴマ風味のジャージャー麺みたいなものである。意表は突かれたが、これはこれで美味い。ビールが足りなくなったものの、満足の行く食事であった。会計をしてみると合計で120元。麻醤麺が40元なので、あとの3品で80元ということになる。まあ妥当なところだろうか。良くわからんがw
一応本来の目的である、お茶の購入計画についてもほぼ考え終えた。これは自分で飲むものではなく、世話になっているところに配るためのものなので、やはり小売店でのパッケージ品が望ましいというわけですな。あまり大量であったり高価そうであると、かえって気を使わせてしまうと思ったので、そういう点も考慮しつつ、嶢陽茶行と天仁茗茶でいくつか購入した。まあまあ、なかなか良いセレクトではなかろうかと思っている。

マスト部分をこなしたので、これであとはさらに出たとこ勝負の旅となるであろう。帰りつつまたもやフラフラしていると、何か見たことのある文字列を発見したが、どうやら日本人が想像するものとは異なっているようであった。最も、こちらのほうがより字義的に近いような気もしないでもないがw 日本語でも書かれているし、いろいろなところでこの看板を見たので、けっこう有名なところなのだろう。もしくは、この文字列を以てその行為を指し示すのであろうか。ちょいと施術していただきたい気持ちもあったが、お茶を抱えていたのでスルーしておいた。
ちとフラフラ動きすぎて面倒くさくなってきたので、ホテルまではタクシーに乗ることにした。発音が怪しかったので、あらかじめホテルカードを数枚持ってきている。どんうーふぁんてん、どんうーほてると言ってみたものの、運ちゃんの顔にクエスチョンマークが浮かんだのでホテルカードを提示する。これで解決w 台湾のタクシーは、フロントガラス中央上部に空車なら空車と表示されるのでわかりやすい。普通に流しのタクシーを使ってぼったくられないので安心だ。MRTとかに比べたら高いけど、十分に安いし便利である。90元でホテルに到着。とりあえず荷を置いて、さらなる出撃の準備をする。ビールを飲みながら。ここで朝に買ったビールが役に立つ!w
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この記事内で使った金額
ビール4本:211元
茶(合計):1130元
ビール:41元
麻醤麺他:120元
タクシー:90元
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2012年04月29日
4月29日(3)・轟雷
長時間歩き回って溜め込んだ疲労を、ゆっくりとした入浴によって湧出させ、適度なアルコールによって昇華させやすいようにした私は、比較的早いうちにベッドへと潜り込んでいた。十分な睡眠時間が取れるはずなので、翌日も問題なく行動できるだろうという予感があった。
だが、その予感は、鼓膜どころか全身を振動させるかのような轟音によって打ち破られた。
飛び起きるとはまさにのことだ。車が事故って爆発したか、とすら思った。そして遮光カーテン越しでもはっきりと分かる鮮烈な閃光。そしてさらなる轟音。恐ろしい閃光と轟音であった。それを数度体験した後に、ようやく雷雨によるものであるということが理解できた。だが、理解してもなお恐ろしい。今まで生きてきて、ここまで強烈な稲光も雷鳴も、見たことも聞いたこともなかった。人生最大のライトニングであり、サンダーであった。
恐ろしいと思いつつもなお、充電していたiPadのコンセントを外したのは、なかなか冷静な一手であったと我ながら思う。ビールはすでに切れていたので、仕方なく残った水を一口含んで寝ようとしたが、なかなか雷雨が収まらない。これは、明日は動けないかもしれないと思ったものだ。
ま、それもまた一興か、と思いつつベッドに潜っていると、やはり疲労が濃かったのであろう、程なくして眠りに引き込まれていった。
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4月29日(2)・あてどなく

13時前に東呉大飯店を出発し、迪化街と呼ばれる漢方薬や乾物などで有名な問屋街の方を目指して歩き出した。そういう所なら食事をするところもあるだろうと言う計算である。しかし、どうも活気が無い。どうしてだろうと考えたら、本日4月29日は日曜日なのであった。観光向けやその他一部の問屋以外は、そりゃ休んでいて仕方ない。食事処もいくつかはあったが、どうもそそられなかったので歩き続けた。写真はニンニク屋かね。葱蒜行。茶行が茶葉屋なので、そういう意味なのであろう。やはり中華料理はニンニクやネギを多く使うから、こういう専門店もたくさんあるのだろうな。
やがて迪化街からも外れ、淡水川の堤防を南下しながら方向を東に取り、なんとなく方面的に台北駅を目指してさらに歩き続ける。一応、地図を確認しつつは歩いているが、正直細かい部分までは良くわからないので大通りの交差点で通りの名前を確認しつつ進んでいった。
途中、路地なんかを見つけて歩いてみると、これが、やはり中華風ではあるものの、どことなく懐かしいような感じもしてくる。下町の路地のような感覚。爺さんたちがランニングシャツで麦茶を飲みながら縁台で将棋をやっていてもおかしくないような風景だ。まあ、実際には日本でもそんな光景は見たことないのだが…w
そして工事現場の作業員以外立入禁止の看板が、実に80年代的なマンガ絵で面白い。台湾のマイクロソフトもそうだが、日本のマンガなどの文化は浸透しているのかもしれない。ゴリ押しではなく浸透。これが大事であろう。
台北の通りは基本的に直線の交差であるが、たまに曲がっていてそこが難しい。うっかりと同じ所を何回か通ってしまった。そして、ここらあたりで気がついたのだが、歩道にもバイクが走っていることがあるのだな。これは、路肩にバイクを止める際に、空いているところまで走って止めに行くためであった。日本の感覚だと、歩道に入る際にバイクから降りて、押してそこまで行くが、ここでは歩道に乗り入れてそのまま走って止めるところに行く。なので歩道だからといって安心していると轢かれそうになるw 実に恐ろしいw
そんなこんなで台北駅に到着。でかい。駅舎の真ん中が切符売り場なのだが、ここが吹き抜けのホールになっている。贅沢な空間の使い方である。他に何かやりようはありそうだが、こういう使い方も豪快で面白い。腹も空き切ってしまったので、2階にあるフードコートで昼食を取ろうと思ったが、これが並んでいるところが多すぎる。大盛況。日本の鉄板焼きとかがかなり人気っぽかったな。そういうのは興味ないので、比較的すいていた中華料理屋に入店。

排骨麺と鍋餃子を注文した。ビールくれと言ったが、ないらしい。ないってなあどういうことかと思ったが、何かシステム的に外で買ってくるものみたいですな。他の人はみんなペットボトルを飲んでいた。しかし一人旅なのでビールを買いに外に出るわけにも行かないので、仕方なく持っていた水を飲みつつ頂いたものだ。
排骨麺のスープはあっさり目で、肉を入れて食べるとコクが出て良い感じ。麺は平麺で、コシはないがまあまあ良い。餃子も10個で、餡は肉がぎっしりだ。かなりのボリューム。餃子を食べつつ、なぜビールがないのかと己に問うていた。そういうシステムって知らないと、なかなか持ち込みにくいよなー。ま、これでなんとなくわかったのでよしとする。
腹拵えも終わったので、ビールが飲めなかったことを悔やみつつ、台北駅を散策する。切符売り場は窓口と自動販売機があるが、窓口の方は凄い並んでいるのだが自動販売機の方はそうでもない。場所とかの指定ができないのだろうか。家族旅行とかだとやはり固まっていたほうが良いからなあ。電光掲示板を見てみると、噂の自強号もあったりして、確かこれに乗って九份に行けたりするんだよな、と思ったが今回はやめておいた。セブンイレブンでは関東煮(おでん)が売られていたりして、たたずまいは本当に日本のコンビニと変わりがない。味は少し違うのだろうか。今度試してみよう。
あとは台湾新幹線の売り場なんかを見て、さて乗ってみるかどうするかと思案した。今後の予定は未定である。南下も手か、と思ったが、地下鉄一本で行ける淡水に行ってみるかと思い立った。淡水川の河口で、結構な人気スポットらしい。と、言うことで台北車站から淡水までMRT淡水線で向かうことにする。
淡水線のホームに向かう途中に、メン・イン・ブラックの看板があった。威爾史密斯、湯米李瓊斯、喬許布洛林。ウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズ、ジョシュ・ブローリン。カタカナってか表音文字って便利なものだなあと思ったものだ。まあ台湾の人は問題なく読めるのだろうけど。
台北駅はただでさえ人が多いそうだが、日曜というのもあるかもしれないがやけに多く感じられる。こりゃ立ちっぱなしかと思ったが、降車する人も多かったのでなんとか座ることができた。淡水駅は終点なのでうとうとしつつ行っても問題はないのだが、途中、故宮博物院に行くための士林駅や、温泉に行くための北投駅があるので、そういうところを確認しつつ行く必要もあろう。MRTは地下鉄であるというイメージであったが、民権西路駅から圓山駅の間で地上に出た。地下鉄丸ノ内線や銀座線みたいなものなのだろう。圓山以降は常に地上、というか高架を走っていった。
淡水は凄い人混みだった。なんでこんなにいるんだっていう感じだw お台場を見に行くような感じなのだろうか。MRT一本で行けるという手軽さもあるのだろうが、それにしても異常な人出に思える。単に食べ物屋や射的みたいなゲームをやるところが軒を連ねているだけにしか思えないのだが…w まあ、夕涼みしつつ日没を楽しむとか、そういう感じなのだろうなあ。個人的にはそこまで気に入った感じではなかったので、いつまでいようか考えていたらスコールが降ってきた。ついでに暴風。傘を持っていない人は急いで軒下に避難していたが、私はこのタイミングで淡水を切り上げることにした。歩きすぎて疲れていたのもある。
ホテルに戻り、夕食を思案する。しつつ、そういえば近くに有名な茶葉問屋があったはずと思い、そちらへ向かいつつ何か食べ物屋があれば狙って見るという方向で行く。が、日曜夕刻ということもあってか、特に店がやっていない。茶葉問屋、林華泰茶行は営業していたので入ってみる。問屋なのでディスプレイされた小奇麗なものはなく、ドラム缶くらいのでかい缶にお茶が詰められているのが並んでいるだけであった。ちょっとすると日本語を喋れる人が来たので、凍頂烏龍茶を案内してもらう。600グラムで1000、1600、2000、2400元というのがあった。それ以上の高級品もあるみたいだが。他にも数種類見せてもらったが、これからの季節の普段使い用として1000元のを購入。会計時にちょうど良いサイズの茶盤があったのでこれも購入。500元。茶盤は茶壷に湯を注いで溢れても良いようにすのこ状になっているものですな。これも問屋らしく、飾り気のまるでないダンボール箱に入っていた。
とりあえず満足し、さらに足を伸ばす気力もなくなったので、コンビニでビール4本を購入し、ホテル前の魯肉飯屋でツマミをみつくろってもらった。風呂に入りつつビールを飲むと、足にしか来ていなかった疲れが一気に全身に広がっていったものだ。ゆるゆると浸かりつつビールを飲み、クーラーを効かせた室内に出た時の爽快感がたまらない。冷蔵庫から冷えた二本目のビールを取り出し、一気に煽った。こんなに動く旅行は未だかつてなかったので、想像以上に疲れている。
みつくろってもらったツマミが、ちょいと濃い味で疲れた身体に美味く感じる。というか実際に美味いのだが。これで70元。普通はご飯を入れる弁当なのだが、ご飯は要らないのでツマミだけにしてもらったのであります。
しかしネットがつながると、どこにいても大して変わらないのかもしれない。普段と同じようにTwitterやらネットサーフやらをして、日本語のやり取りを眺めているわけで、PC環境があれば仕事だって出来てしまうのだよな。てか、私みたいな商売なんて特にそういうことが出来るはずなのだ。なんで仕事場に毎日行かなくてはならないのかと常々思っている。なんとかしていただきたいものだw
とりあえずノープランで2日目を終えたが、淡水に行くことはできた。あとは茶をさらに買い、茶器も良さそうなのがあれば買いたい。他には新北投温泉、龍山寺、台北101、夜市、故宮博物院、AppleStoreでiPhone4S、等々か。
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この記事内で使った金額
排骨麺:130元
鍋餃子:110元
凍頂烏龍茶:1000元
茶盤:500元
ツマミ:70元
ビール4本:211元
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4月29日(1)・ウェスティン台北~東呉大飯店
ウェスティンの売りの一つにヘブンリーベッドがあるが、こいつが絶妙な反発加減で本当にぐっすりと眠れた。前日までの厄が全て落ちたような感覚。目覚めは実に爽快。昨日までとは打って変わって、この旅は良い感じに行けると根拠もなく確信したものだw
ちなみに予約したプランは素泊まりなので、朝食から自力調達せねばならない。食って風呂入ってチェックアウトとなろう。知らない国、知らない街を歩くのはいつも楽しい。治安の良い国しか行ったことはないが、それでも適当に歩いても危険な目に会ったことは皆無である。唯一、ラスベガスで、ヒルトンからストリップ大通りまで夜に歩いた時は怖かったが…w
適当に歩く。迷わないようにしてはいるが、最悪タクシーに乗って帰れば良いのだ。地図なんぞ置いてきている。銭しか持たない。空手。言葉もわからん。大学で北京語は3年間やったが既に全く忘れたし、英語もほぼわからん。だが、そんなもんはどうでも良い。大事なのは意思力、それに何よりも人間力だ。押し通せば良い。
いくらか事前情報を調べてきているので、台湾は豆漿という豆乳と油條という揚げパンを朝食で食べるらしく、それらは道端の店で売っていて手軽に食べられるらしいということは知っていた。豆乳は甘いらしいが、豆乳好きとしてはチャレンジする価値はあろう。今朝の目標はそれである。どちらが栄えているかの知識もないので本当に適当に歩いていたが、住宅街らしきところを抜けると突如として市場が出現した。市場と言っても露店が中心で、店舗を構えていても前に露店を出している。野菜は適当な束で売られているし、肉も、豚肉であろうが、数キロ単位の切り落としを無造作にむき出しで巨大なまな板の上に並べている。そして、現地の人たちと活気で溢れていた。

小規模とは言え市場があるのだから、当然食事売っている場所もあるはずだ。目的地近し、である。さらに適当に進んでいくと、案の定、いくつかの食べ物屋があった。麺などを出すところもあったが、目的の豆漿と油條を置いてある店もあった。品名と価格が大体明示されているのでありがたい。確認するとそれぞれ15元であった。指で指しつつちょっと読んでうろ覚えの発音をする。するとまあ問題なく買えるのだ。あわせて30元、日本円で90円弱ですな。鍋から豆漿を紙コップに注ぎ、ビニール蓋をしてアイロンみたいなのでプレスしてこぼれないようにしてくれるのが親切だ。写真は近くの公園で頂いたくの圖。
豆漿はやはり甘いが、甘すぎるということもなく、大豆本来の味もしっかりとしている。甘くなければかなり好みな豆乳かも知れない。油條はさっくりとしていてフランスパンを焼いたような感じ。そのまま食べても美味いし、豆漿に浸して食べても実に美味い。洋風な感覚だとここにサラダがあれば良いのだろうが、そういう小洒落たものは公園での朝食には存在しないw
満足してホテルに戻り、ひとっ風呂浴びてチェックアウトの準備をする。今回持ってきたのはこれで全てだ。紙袋には成田で買った折り畳みボストンバッグとインスタントもずくスープ、流せるウェットティッシュが入っている。荷物も旅行のスタイルや同行者、その他によって組み合わせが異なってくるからなあ。それが面白いのだが、基本的には少なく済ませたい。そしてこの組み合わせは、一人旅で、かつ夜遅くに空港に到着するパターンなどに、バゲージクレームで待たなくて良いので便利ではある。重いから歩く距離が長いと疲れるのが欠点だが…。
チェックアウトし、次の宿である東呉大飯店へと向かう。台北は地下鉄(MRT)網が発達しているので、それを利用しない手はない。バスもかなり走っているのだが、地下鉄に比べると難易度が高いのではないか。後に乗る時がやってくるので、それについてはその時に詳述することにしよう。
ウェスティンの隣は中華航空のオフィスらしいので、こんな看板があった。立山・黒部観光。関係ないけど、なんで富山県は「県」なのに、長野縣と岐阜縣は「縣」になっているんだろうか。基本的に台湾は繁体字だから旧字体で、そうすると後者を使用するのが正しいようにも思えるが。そんなくだらないことを考えながら、けっこう重い荷物を持ちつつMRT松江南京駅に進んでいく。一本道だから初動をミスらなければ問題なかろうし、位置関係的に中華航空オフィス方面に向かえば正しいはずである。
気温は30度程度のようだが、東京の夏より何故かしのぎやすく感じる。しかし、荷物を持って歩いているのでとたんに汗が吹き出してきた。暑いことはやはり暑いのだ。そして荷物が少ないとはいえ手で持たなければならないから重いのだw 地図上は松江南京駅まで1キロ弱だったが、そこに着くまでに汗だくになってしまった。こんな事もあろうかと扇子を用意してきていたので降りつつ扇ぐ。日本でもこれからの季節の必携品だ。少なくとも私には。しかし台湾人で使っている人が一人もいなかったなあ。ありそうなものだけど…。おかげでどこで扇子を出しても奇異な目で見られているような気がしたものだw
さてMRT。まとめサイトの台湾旅行のを見ると、ほとんどと言って良いほどコイン型トークンの乗車券を写している。バンコクの高架鉄道と同じようなタイプなんだが、私はけっこう頻繁に乗るのではないかと思ったので、EasyCardというプリペイドカードを買うことにした。500元で購入し、内100元がデポジットとなる。余ったら20元の手数料で払い戻しも可能だそうだ。私は記念に持って帰ってきたけど。これの良いところは、当然いちいち切符を購入せずに済むところと、MRTの運賃が2割引になるところだ。ついでにバスでも使えるし、コンビニでも使える。ま、SuicaとかICOCAとかと同じですな。小銭を持ち歩くのがそもそも嫌いなので、こういうアイテムは使わない手はない。実際、最終日までにリチャージすることもなく、快適に交通機関を使用することができた。
松江南京駅から一本で大橋頭駅に到着。ここから歩いて東呉大飯店に向かう。途中、一本手前で曲がってしまって、物凄い混雑の市場に迷い込んでしまった。両手がふさがっているので写真は取れなかったが…。生鮮食品を売っている裏で食事も出していたりして、まあお世辞にも綺麗じゃあないけど、何か美味そうな感じがしたものだ。しかし、いきなりそういうところで食べるほどレベルが高くないので、ひとまずチェックインをしようと進み続けた。しかしこんな混雑しているところにも平気でスクーターが入り込んでくるのは凄い。道路もスクーターだらけ排気ガスまみれだ。自転車の数よりスクーターの数のほうが圧倒的に多い。
東呉大飯店は太平国民小学校のちょっと先にある。建物自体は古いが、内装はそこまで古さを感じさせない。リゾートでホテルでゆっくりする時はそういうところにもこだわるが、今回のような旅行ではそこまでこだわる必要はない。ウェスティンと比べるのは無理があるが、しかし十分な広さと清潔さ。バスルームもバスタブがあるし、シャワーヘッドが取り外せるので便利である。窓なしの部屋だとさらに安いのだが、さすがにそれは息が詰まりそうなので窓ありのビジネスシングル(ダブルベッド)3200元にした。ここからネット割引で30%オフになる。窓がなくなると200元、バスタブじゃなくなるとさらに200元安くなるが、大差ないので窓ありにした次第。ちなみに、窓ありと言っても、通り挟んですぐ前のビルがあるので眺望は期待できないw
無料無線LANがあるので、少し状況を更新しつつ荷を解き、昼食を求める旅路に出る準備をする。この時点で、とりあえず出て昼食を摂るということは決定しているが、どこで何を食べるとか、その後何をするかとかは全く決まっていない。
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この記事内で使った金額
豆漿と油條:30元
EasyCard:500元
東呉大飯店:6720元(クレジットカード)
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2012年04月28日
4月28日(2)・掛け違え
ビジネスクラスラウンジは、一般的に、ビジネスクラス以上の航空券を買うか、永久上級会員になるか、プライオリティ・パスというサービスを利用するか、一部クレジットカードのサービスを利用することで入室出来る。クレジットカードのゴールドカード以上に付帯するラウンジ利用ってのは、航空会社のラウンジではなく空港のラウンジなので、サービスも期待出来ないし芋洗い状態なので外で待っているのと大差はない。航空会社のラウンジは、人が多くなり過ぎることはないので快適、かつ軽食に酒を頂けるのでありがたい。ま、発想が実に貧乏人のものであるという自覚はありますがねw
それはともあれ、暑い季節は空港に着くまでに結構汗をかいてしまうので、いつもラウンジでシャワーを浴びている。風呂上りのビール、と言うわけですな。この季節でももはや暑くなってしまっている状況を憂いつつ、その後の快適な空間を楽しむわけだ。しかし今回は埋まっていたので、とりあえずシャワールームの予約をして飲みはじめる。こういう酒もまた良いものだ。
しかし、以前はもう少し軽食が充実していたのだが、やはり経費削減だろうかねえ。エコノミーのマイル利用の人間が偉そうに言うことじゃあないけどな!w
そんなこんなでシャワールームが空いたので一風呂浴びる。と言っても、流石にバスタブはありませんがねw でも汗を流して次に備えるには必要十分。これを利用し始めてから、かなりフライトが快適になったと思う。座席クラスに関わらず、さっぱりとしてからフライトに臨むと、長時間であればちょいと飲んですぐに眠りにつくし、短時間であってもリフレッシュした状態で過ごせるので到着後がよろしい。と、私は思う。
しかしまあ、ここからが良くないのはいつものことだ。飲んだら切りがない。サドンデスを誰に挑んでいるのか知らないが、とにかく勢いがついたら飲み続ける。飲み続けてしまう。風呂上がりにビールをやって、ふむうレッドアイでも作るかと思って上手く行かず、打ちひしがれながらブラッディマリーなら泡が立たないから行けるだろうとリベンジをしに行ったらトマトジュースが切れて補充中で、それならばひとまずはビールで凌いでトマトジュースの補充が終わったら改めてブラッディマリーを完成させようと思っていろいろやった結果がこの写真であります。
そして栄川。この頃になるとさすがにラウンジも混んで来ていて、多種多様な人種とそれぞれの立ち回りを肴にしつつ酒を飲み続けていたわけであります。肴にし、肴にされる。それが酔っ払いの生き方だろうと私は思う。完璧な酔っ払いなんていない。完璧な人間ならば酔っ払わないかと言えば、そりゃ酔っ払うだろうけど、完璧な人間が酔っ払ったら完璧な酔っ払いになるかと言えばそうではない。違う世界の法則が働いているのだよね、酔っ払いの世界は。奥深い。そして恐ろしい。でも楽しい。
そう言えば、以前にコンチネンタル航空のビジネスファーストで飲んだ日本酒は美味かったなあ。あれは純米大吟醸。偉そうだが、この私が、楽しく飲んで気がついたらヒューストン1時間前だったほどの良い酒だ。そしてまったく残らない、純米大吟醸の凄み!
しかしこの栄川も良かった。今になって思うのは、アルコール度数を確認するべきだったなあと。上空になればなるほど気圧が低くなるので、アルコールが回りやすいと一般的には言われている。その理由は理系の人に任せるとして、地を這うのを理念とする文系は、ラベルを確認するくらいするべきでは無かったのか。いや、確認ではいかん。酔っ払っているのだからな。写真に収めるべきであったのだろう。
余談が過ぎた。今これを書いている私が酔っ払って良い気分なのと同様に、この時の私は良い気分になって搭乗して行った。機内で特筆すべきことはないなあ。酒をもらいにギャレーに足繁く通ったくらいだな。エコノミーは待っていても、特に米系は来ない。こちらから行くべきなのだ。そんなこんなで台湾に到着した。
台湾は、実は以前に来たことがある。旅行記に残す以前の話だが、関西国際空港発台北経由香港行を利用した。折りしもニューヨークのあれがあったため、私は台北に到着した際に降機を許されず、乗り継ぎの清掃等の間、ビールを飲みながら眺めていたと言うことがあったのだ。心境はアメリカ横断ウルトラクイズでグアムに降りられずに引き返す連中もみたいなものか。ま、私は目的地が香港だったから、そこまで深刻なものでは無かったが…w でも客室乗務員の偉い人が頭下げに来たのでかえって恐縮してしまい、酒だけは絶やさないでくださいとお願いしたものだ。
台湾に到着して機内モードをオフにした途端に、iPhoneがご覧の通りになった。台湾兄貴だ。これを書いている現在は、当然ながらこの時より後なのだが、驚愕したのは地下鉄の駅と駅の間でも一切アンテナが途切れず、それを利用者も当然と思っていることだった。日本でWiMAXやその他が、駅間の通信云々を言っているが、台北はとっくに先んじてそれを実現している。何が悪いのか。慢心、環境の違い、いろいろあるだろうが、それは本項の趣旨ではないので話を戻す。と、こういう書き方って司馬遼太郎っぽいとか思ったりw
とりあえずは現ナマを用意しなけりゃ話は始まらねえ、ってことで、両替を行った。20000円で7076元。手数料30元。高いか安いかは知らねえw で、それが終わったら後は機械的に、あらかじめ機内で調べておいたリムジンバスのところに行って所定の金額を払う感じだ。空港からのバスは150元=台湾ドル。今後は元で通すことにしよう。1元は3円弱。1時間の行程が450円と言うことですな。
てか自分からバスに乗ったのは初めてかもしれんなあ…。だいたいタクシーで移動していたから。ま、分にあった行動を学び始めたということかな。
ウェスティンに着いてチェックインをして部屋に行ったのだが、カードスロットがバカになっていてカバーもこんな感じになってしまっていた。どういうことかさっぱりわからなかったが、適当英語で伝えて来てもらった。よくよく聞くと、スロットではなく非接触式に切り替えたらしい。それならそれで、カードの裏にでも方式を記して欲しかったね。無駄に脂汗をかかずに済んだわけだからなw
本当に、今回の台湾行は、デルタメールに始まって、良い予兆が全く無いのが気になるねw ま、明日以降どうなるか。つうか、この日に行こうと思っていたシガーバー・チャーチルも既に終了していた。じゃあウェスティンじゃなくて良かったじゃねえか、と思ったものだ。しょうがないので近くのコンビニでビールを購入。風呂入っていただいた。何か違うんじゃないかという気持ちもあったが、もはやどうしようもないわけだ。
どうしようもないが、失意のまま、台湾一日目の夜はふけていった。
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この記事で使った金額
両替:20000円(→7076元)
両替手数料:30元
リムジンバス代:150元
コンビニ代:71元
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4月28日(1)・いつもの光景
結構深酒をしたと思ったのだが、普段起きる9時すぎに目覚めた。嫌な職業病である。寝たい時に寝たいだけ寝られる体質になりたいものだ。しかし、目覚めたものは仕方ないので、とりあえずパスポートを捜索しつつ、いつものくせでGmailを確認すると、朝の7時過ぎにデルタ航空から妙な英語のメールが飛んで来ていた。拙い英語力でなんとか読解するに、あんたの今日のフライトはアメリカからくるのに遅れが生じているので、29日朝に変更するぞ、という内容であった。
青天の霹靂とはこのことか。数時間のディレイは私も何度も経験しているが、丸12時間以上のディレイは初めてだ。運行停止だったら他の提携航空会社への振り替えもやってくれるだろうが、飛んでいたらそうも行かないような気もする。何しろ初めてのことなので、判断材料が少なすぎてどうしようもない。急いでデルタ航空に電話するも、ゴールデンウィーク初日ということもあるのか、全くつながる気配がない。ネットで調べると私が乗る便も若干のディレイはあったみたいだが、とりあえず明日になるということは書かれてない。成田空港のフライトインフォメーションはオンタイムと出ている。
当日にここまで面白い状況になったのは初めてだ。こういう時は冷静にならなければならない。
良く行く万里ラーメンでタンメンと餃子とビールを頂く。ビールで頭を冷やし、炭水化物で脳に糖を行き渡らせ、完全食の餃子で万全。つくづく良く出来ているものだ、この世の中はw
要するに行けばよろしいのだ。どうせこっちにいたってやることはないのだから、行ってどうにかなったらそれをネタにすれば良い。しかも、現時点での情報はデルタメール対デルタサイト・成田空港であり、明らかにガセメールの可能性が高い。いや、ガセと言うよりは、途中でステータスが変わったのにそれを再送しなかったものと考えられる。行かずにメールを信じて、明日の朝にもう飛んで行ったよとか言われることを考えれば、行って飛ばないと言われた方がよほどマシではないか。
これです。素晴らしき食の効果。そして酒の効果。
そうとなればあとはタンメンと餃子とビールを堪能し、支度をして成田に行くだけだ。パスポートを発見しただけで、持って行くものの準備はしていない。ただ、方向性は決めているので問題はないと言う判断だ。その方向性。これまでは大体、古くなった下着類を来て行って、向こうで捨ててくると言うものだったが、今回はダイエットに成功してぶかぶかになったズボンを捨ててくる。あとは古くなった麻のシャツとかも容赦なく捨てる。行きは多少多くなるが、帰りはかなり身軽になるはずだ。
帰宅後、衣服を詰め込んだ圧縮袋と、この旅行ために買ったトラベルクッカーをアタッシュに詰め込んだら、ほとんど隙間がなくなってしまったw なんとか充電用ケーブルと折りたたみ物干しを入れたが、上に乗っかって閉じないと鍵がかからなかった。ハードケースはこういう時に少し弱い。ソフトケースであれば多少膨らむので融通をつけやすいと思う。
悪戦苦闘して、その他の雑多なものをミニショルダーに入れて、他に何か必要なものはないかと思って右往左往しているうちにどんどん時間がすぎて行った。いつもこうなのだよね。やはりしっかりと事前に準備するのが大切なのだ。大切なのだが、それは出来る人しか出来ないのだよ。出来ない人は絶対に出来ない。意識の問題とかそんなもんじゃあねえ。資質なのだ。才能なのだよ。とか偉そうに思ったものだ。
しかし、押し迫ってもなんとか間に合い続けて来た私は、今回も想定通りのスカイライナーに乗ることが出来た。こう言うことがあるから油断し、同じことを繰り返すのだ。失敗するまで。いや、失敗してからも、かもしれん…w
そんなことはともかく、京成の駅にはロクなビールがなかった。エビスもモルツも無かったので、サッポロとアサヒ黒ドライ。つまみはあたりめ。北総線を通るために以前までに比べると時間短縮されているので、今回はそれを計るつもりでこのチョイスとした。以前までであれば500缶2本が適量であった。北総線効果はどこまで出てくるかね。楽しみではある。そういえば、新スカイライナーは車体は新しくなったが、以前までのスカイライナーについていたフットレストがなくなっていた。あれ結構良かったのだが、仕方ないのだろうかね。その他の部分はやはり新型の方が快適なので文句はないが…。
飲みつつ外の風景を楽しんでいたが、青砥とかよりもっと先まで京成の路線だった気がするな。どこからか、明らかに見たことのない風景になって、やけにだだっ広いところに線路が敷設されていたりしたところがあったけど、あのあたりが北総線だったのだろう。
ビールは850mlを飲み切るのがピッタリであった。時間的に計算しても、150ml分くらい短くなっているであろう。そこまで短くならなくても良いと私なんぞは思うのだが、一部の至極アクセスの良い空港を引き合いに出して批判する連中もいるから、死活問題なのかもしれませんな。ま、私のところからだと、成田であろうと羽田であろうと大してかかる時間は変わらない。なので別に羽田便が良いとも思わないが、例えば台北の空港に行く場合、羽田だと市内にある空港だから便利だというのはある。出発時刻も良い時間が多いように感じるし。
成田に到着して早速フライトスケジュールを確認したら、やはり問題なく出発するようだった。まったく人騒がせなメールだ。係員に一つなにか言ってみるかと思わなくも無かったが、そんなメールのことは知るはずもないし、面倒くさいのでやめておいた。言ったところでどうなるわけでもない。マイルを少しくれるとかは、ひょっとするとあるかもしれないが…w
チェックインはあっという間である。人が多いと時間がかかるだけであって、やること自体はあまりかからない。今日からゴールデンウィークだから警戒して速めに来たのだが、人はかなり少なかった。まったく拍子抜けも甚だしい。
その後に折りたたみ式のボストンバッグと流せるウェットティッシュを購入。これで万全。
しかし本当に人が少ない。タイミングの問題なのだろうか。持ち物検査もイミグレーションもあっという間に通過してしまった。夜以降に長距離便に乗る人が多いのかもしれないな。そんなことを考えつつ、デルタ航空のビジネスクラスラウンジへと向かうのであった。
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この記事で使った金額
万里ラーメン:1430円
スカイライナー:2400円
車内ビール類:606円
ボストンバッグ等:4506円
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2012年04月27日
4月27日・2年半ぶりの海外旅行前夜
私はそもそも普段の生活からして大荷物を嫌う。持ち歩くものは最小限に留めたいと思っていて、基本は手ぶらなのだが、それに近い状態を実現するためにポーチやらウエストバッグやらミニショルダーバッグやらを買い漁り、iPhoneで音楽プレイヤーと電話を統合したりした。海外旅行でもそれは同様で、ゼロ・ハリバートンのアタッシュとキャリーを持っていたが、キャリーは使わないので親にあげたことがある。それ以降、しばらくはゼロのアタッシュ一つで旅行していたのだが、TUMIのキャリーを買ってしまったところからおかしくなって行ったのだ。
どう言うことかというと、必要か不必要かの狭間にあるアイテム、グレーゾーンのアイテムをどんどんと持って行くようになったのだ。これはこれで便利だし快適になるのだが、しかし、どうもなにか違うような気もしていた。今回の旅行先は台湾、主として台北であり、完全な都市への旅行である。アーバンであります。アーバン・リゾートではなくアーバン。辛うじてバンコクが近いかもしれないが、バンコクはリゾート要素も多分に存在している。と、少なくとも私は思っているw
都市であれば水着もサンダルも不要だ。プールサイドで読む本やベランダで酒を飲みながら流す音楽のためのポータブルスピーカーも不要だ。そう考えると、事前の準備なんぞ不要ではないかと思うようになって行き、実際前日に至るも全く準備を行っておらず、パスポートすらどこに置いたか確認していないほどであった。
仕事が終わり、とりあえずパスポートくらいは確認しておくべきではないかと思ったものの、飲みに行くという誘惑に抗えず、久々に池袋に降り立った。いろいろタイミングが合わず、しばらく行っていなかったグラフィティに行くのが目的だ。行ってみると神道新人(本名)がいた。彼とも長い付き合いであるが、不本意ながら酒のタイミングが似てきてしまっているのだろうかw まあそこで良い酒を頂いたのではあるが、ある程度まで飲んでしまうと必ず勢いがついてしまう悪いくせが私にはある。
案の定、グラフィティだけで終わらずにアラートと別れたあとに駒込に雪崩れ込み、Wishでさらに3杯飲んでしまったわけだ。この時点で、もはやパスポートのことは頭にない。海外旅行で必要なものはパスポートのみだ。あとはクレジットカードがあればどうにでもある。クレジットカードは持ち歩いているので存在の確認は取れている。すなわちパスポートをどうにかすれば旅行は可能だと言うことだ。一点をどうにかすることは、難しい話ではない。ならば、酒だろう。…と、言うのが、その時の、と言うより酒が入って勢いがついてしまった時の私の思考法である。
それで今まで致命的な失敗を犯したことはない。なんとかしてきた。なんとかなってきたのではない。なんとかしてきたのだ。もしかすると失敗したことがあるかもしれないが、そんな過去のことはどうでも良い! 明日(ちなみにすでに当日になってはいるが…)やらかさなければ良いのだ!
酒は人を良くもするし悪くもする。人と仲良くなり、人と別れる原因ともなる。難しい。今後数十年をかけて結論を出せたら良いなと思っている。
駒込にあるBAR・Wishのマスターは私より若いのだが、その努力で駒込で確固たるものを築けたように見える。私が行った時も一席しか空いていなかったものだ。そこで台湾の話をしたら、凍頂烏龍茶が好きだと言っていた。台湾で買うと日本で買う半値以下らしいと聞いている。私も好きで飲んでいるので、これを方々に対する土産とするのも良いかと思い、その旨伝えておいた。ま、マスターは酔っ払いの言葉だからあまりあてにはしていないだろうけどねw ちなみにマスターが持っていたのは天仁銘茶と言うやつだった。参考にさせてもらうため、写真に収めておくことを忘れない、実に冷静な自分だったが、肝心の住所がぶれて判読不能であった。
ま、結果としては台湾でWiFi使えたから調べることはできたのだが。
十分に飲んで、フラフラと歩いて帰宅した。良い酒のあとは歩く道筋も華やいで見える。常にこうありたいものだ。準備は全く行っていないが、それはまた別の物語。
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この記事内で使った金額
およそ16000円
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2011年05月25日
眼鏡
いつだったか、酒飲んでベロンベロンで帰宅した翌日、普段使いしているセルフレームの眼鏡が行方不明になったことがある。行方不明になるようなもんかと思ったが、ないものはない。仕方ないのでその日は予備の眼鏡で出社したものだ。
後日、ゴミ箱周りから、眼鏡のレンズだけが見つかったが、フレームは見つからなかった。いったいどんな状況だったのかは酔っていたから不明だが、ひど過ぎだったのは間違いあるまい。そんなこんなで、それ以降は予備のメタルフレームの眼鏡を使用している。
ただ、メタルフレームは鼻当ての部分が弱いから、ちょっとした拍子に微妙に曲がってしまい、かけた時に違和感を感じてしまうことが多いという欠点がある。なので個人的には多少ぶつけても関係ない、鼻当て一体型のセルフレームが良いのであります。まあ、先のようにバラバラになることもあるが、さすがにありゃあイレギュラーだと思われるw
いつかまたセルフレームを買おうと思っていたけど、なんかJinsっつう安い眼鏡屋が八重洲にあるそうなので、昼休みに5000円のを買ってみた。質感はさすがに値段なりだが、これなら壊れても惜しくない価格だw まあ壊れないに越したことはないんだけどw
しかしこの価格で視力検診まで入っているって凄い時代だよなあ。私は元のレンズから作ったけど、こう手軽に作れれば車とかで見えないのに頑張る人とか減りそうですな。
とりあえず明日からかけて、調子をみてみるとしますかね。
posted by Gaban at : 18:08 | コメント (0)
2011年05月24日
投稿テスト
まりーあが使っていたBlogPressを買ってみたので投稿テスト。これで良い感じなら再稼働となるかもしれないなーw
写真も手軽に上げられるようだ。普通にMTでやるより楽かもしれない。
写真アップ実験。まあiPhoneだと長文打つのはきついから長いエントリーは難しいかな。でもまあ、Bluetoothキーボード持ってる時は問題なくできそうだ。これでまた海外旅行にパソ持っていく必要性が薄れたなw
Twitterとは使い分けですなあ。旅行記はやっぱTwitterよりBlogスタイルの方が良いだろうしなー。
posted by Gaban at : 21:23 | コメント (0)
2010年02月18日
2010年2月18日
4時くらいまで起きていたが無事起床し仕事中。王将戦を見つつw
posted at 10:01:41
封じ手直後に豪快な手を出したなー羽生王将
posted at 10:04:13
国立国会図書館によると、主要先進国のほとんどは外国人の地方選挙権を認めている http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20100217ddm003010060000c.html こういうのをミスリードという。さすが変態毎日新聞
posted at 10:50:05
馬作って持久戦になれば先手良しと素人目には映るが、どうなんだろうなー
posted at 11:05:13
なにー。藤田まこと氏が亡くなっていたとは…。残念だ…
posted at 11:52:08
昔の必殺シリーズの、脂ぎった悪人顔の主水が良かったなあ。山崎努も脂ぎっていて実に良かった
posted at 11:59:37
山崎努氏は今も枯れた中にも一瞬の脂っこさが垣間見えて凄い
posted at 12:00:32
馬切りかー。素人的には踏み込みすぎのようにも思えるが、羽生王将ほどの人が指すのなら何か凄いのがあるんだろうなあ
posted at 15:29:54
GPSは駒得含みで後手持ちだが、菅井三段は先手持ち。この局面の判断は人間の方が上だろうか
posted at 16:03:25
羽生王将これで1-3と追い込まれたか。底力を見せるか久保棋王が二冠になるか注目ですな。でも次局は3月10日からだから、1ヶ月くらい間があるのね
posted at 17:46:27